運転がおぼつかないタクシードライバー

先日、マイカー派の私がタクシーを利用する機会があった。
私の理解ではバスは大通りを通り、タクシーは脇道などを使い目的地まで最短で行くというのだが、先日のタクシーは違った。目的地は当然の如く伝えたのだが、その後いちいち交差点に差し掛かる度に右左折、直進の指示を仰いでくる。しかも運転がどこかふらつく。
三度目ほどになると、さすがに苛立ちに似た違和感を覚えたので運転手に何年くらいやっているのかと尋ねてみた。すると三日目という返答がきた。そう思って見ると、ハンドルさばきも手慣れたものではないしルームミラーに映る表情にも緊張がみえる。
話をきくと定年を迎え半年ほど再就職先を探したが見つからず、唯一採用の通知を受けたのがこのタクシー会社だったので、やむなく就職したそうな。永くペーパードライバーをやっていたが、昔とった二種免許が役にたったとのこと。ついでをいうと彼は社内では若手になるのだとか。なるほどそれでかと納得はしたが、客としては聞きたくなかった話で、どこか落ち着けない。
そういえば近頃タクシーの運転手に年配者が増えたとは感じていたが、再就職や年配者の転職に選んだ人が多いということか。近未来的にはタクシーは自動運転になるらしいが、無人が良いのか危なっかしくても老人がいいのか迷うところではある。暫くはマイカーで様子見ということにする。

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